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MY VISION

これまでも、
これからも、テニス。
坂井勇仁
清風高校 早稲田大学 / 2019年中途入社 / テニス歴17年
  • 横浜綱島校

練習の先に、新しい道が広がっている。

テニスを習いはじめたのは小学2年生の時。3年生ではすでに育成コースに加わり、わけも分からず毎日ボールを打っていました。練習はしんどかったですが、楽しかったですね。気づくと、大阪府内のダブルスの大会で優勝するまでになっていました。ただ、中学2年生の時には進路について本気で悩みました。受験か、テニスか。最後は母親から「好きな方を選んだら?」と背中を押され、そこからはより強いテニススクールに移り、これまで以上に練習の日々。学校の成績と反比例して、テニスの成績はぐんぐん伸びました(笑)。テニスで進学した強豪校ではさらに輪をかけて練習しましたね。毎朝5時36分の電車に乗って7時から朝練を開始するのですが、冬は寒いし、真っ暗だし。高校3年時は通常の練習の他に自主的に週3〜4回、10㎞近く走ったり。自分で言うのもなんですが、よくやったと思います。高校2年生の時にはインターハイのダブルスで準優勝。この結果のおかげで、早稲田大学への進学の道が拓かれました。ちなみに、早稲田の庭球部は当時から強くて、その強さの秘密を知りたかったことも、早稲田大学への進学を決めた一つの理由でした。

テニスで生きていくと決意。

大学時代もテニス漬けの日々は続きました。1年目からレギュラーとして試合に出場し、結局、4年間で計8回の全国優勝を経験。3年時は国際大会での優勝も2回経験し、ダブルスの日本ランキングでは最高20位まで到達しました。それでも将来プロテニスプレーヤーとして活躍する道は選べませんでした。というのも、僕にとってのプロテニスプレーヤーはグランドスラムに出るような人たちのこと。自分の実力を冷静に考えた時、実業団の選手かコーチ職か。もちろん、早稲田大学の庭球部には名だたる一般企業からのオファーも届いていましたが、僕はテニスで生きていきたいという思いが強かったですね。テニスは好きだし、これまで積み重ねてきた努力をすべて捨てるのはもったいないと思ったのです。とはいえ、一緒に朝から晩まで練習した庭球部の同級生の大半は大学で区切りをつけて、テニスの世界から離れていきます。今、考えても、日本のテニス界、いやスポーツ界にとっても大きな損失だと感じますね。ただ、テニスを選んだ僕にとっても、このコロナウィルスは予想外でした。実業団の選手として、四国の伊予銀行に就職したものの、遠征さえままならず…。銀行員として働く道もありましたが、やはり「テニスで生きていく」という夢は捨てきれず、転職先を探すことにしました。そして、たどり着いたのがノアインドアステージです。

成長させてくれたテニスのためにも。

テニスの世界に生きる者として、ノアインドアステージのことはよく知っていました。実業団も強いし、大会運営やアカデミーも行っている。さらに、テニスそのものの裾野を広げるスクール運営も上手に行っています。大学生の頃は、コーチ職に就くのは実業団の選手を引退してからでもいいかなと考えていましたが、この会社のことを知れば知るほど、早いうちから挑戦した方がいいのではと思うようになったのです。なぜなら、ノアのコーチの仕事はただお客様に教えるだけの仕事ではないからです。ここならイベントの運営やアルバイトの育成、結果を積み重ねれば、支配人として事業所のマネジメントを任されることもできます。さらに、ノアインドアステージは常にテニス界のことを考え、挑戦を続ける会社。この会社で自分自身を磨くことで、テニス界が抱えている様々な問題を解決する力も身についていくのではと考えたのです。自分を成長させてくれたテニスに恩返しをするためにも。これまでテニスで経験してきたことも生かし、これから先はプロテニスや大学テニスにもっとスポットが当たるような取り組みにも挑戦もしてみたいですね。

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