CROSS TALK クロストーク
ノアインドアステージでは、入社後1ヶ月間、本社のある兵庫にて新人研修を積み、
その後、配属先の事業所でそれぞれのキャリアをスタートさせます。今回は、2018年に入社した女性コーチ2人を取材。
じつは、同年度の新人賞にも輝いたスーパー同期でもある2人。異なる環境の中で、それぞれにどのような
成長ストーリーがあったのでしょうか。
同期ならではの本音も交えながら、当時のことを振り返ってもらいました。
平田 奈菜
- 部署/神戸名谷校 チーフ/主任
- 入社年度/2018年
- 出身校/金沢星稜大学
中学で軟式テニスを開始。高校からは硬式テニスに移行。強豪校でハイレベルな仲間に囲まれながらテニスライフを送ってきた。大学進学後もテニスを続け、全国インカレに3年連続出場。テニスを仕事にすることで、テニスライフを支えてくれた両親への恩返しをしたいと、ノアに入社。入社当時から神戸名谷校コーチとして活躍している。幼少期から大のディズニー好きで、いずれはノアをテーマパークのような会社にするという夢も持っている。
小島 野乃花
- 部署/川崎溝の口校 チーフ/主任
- 入社年度/2018年
- 出身校/日本体育大学
体育教師を目指して大学へ進学。教員免許を取得するも、上から指導するという立場ではなく、ともに目標に向かって走る仕事に魅力を感じるようになる。大学で体育会テニス部として3年間部員をサポートした経験や、それが功を奏して4年で大会に出場できた成功体験を仕事で活かしたいと、コーチになることを決意。武蔵浦和校にはオープン時から関わっており、コーチという仕事だけでなく、店舗づくりに関する幅広い業務を経験してきた。
INTERVIEW
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新人研修は、
大変だったね -
でも、
いい刺激になったね
—まずは、入社当時の思い出を教えてください。
平田同期は10名以上いるのですが、女性コーチは私たち2人だけなんです。だから、小島さんを見つけてとても安心した記憶があります。
小島入社後の新人研修でも同じ部屋だったし、すぐに打ち解けられてよかったな。学生みたいにはしゃいでいたよね。
平田そうだったね!でも、小島さん、寝付くのが早過ぎてびっくりした記憶があるよ。「えー、もっとしゃべろうよ〜」って、淋しかった(笑)。
小島そんな風に思っていたとは…(笑)
—ちなみに、新人研修ではどんな風に学んでいったのですか?
小島入社前は指導方法やレッスンの流れといったものを学ぶのだと思ったのですけど、実際には球出しの研修がメインだったんです。ノアには球出しに規定があり、どのコーチもその規定をクリアした球出しをしなければならなくて。
平田どの的に、何秒で、何球入れれるか、という規定があるんだよね。
小島そう!それを朝から晩までひたすら練習するのは、大変だったな。
平田それに合格できた人から、研修員としてレッスンに参加できるんだよね。私はぜんぜん終わらなくて…。焦ったなあ。
小島でも、同期の存在がいい刺激になって楽しかったよね。研修が終わる頃には、とても仲良くなっていたから、1ヶ月じゃ足りない!って思ってた。
平田同期全員と仲良くなれるのは、ノアのいいところだよね。今でも、オンライン飲み会をやったり、SNSでコメントし合ったり、全国の事業所で離れているけど、距離は近く感じるもんね。
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変わらなきゃ、って思える瞬間があった
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先輩の言葉で、ギアが入ったんだよね
—新人時代、乗り越えた壁を教えてください。
平田私は、入社当時、独りよがりな面を持っていました。自分からは動かないくせに、相手の好意や気遣いに目を向けず、嫌なことや悪い点ばかり気になって不満をためちゃうタイプ。それが悪循環を生んで、とうとう仕事が嫌になってしまう日があったんです。
小島同期全員が1日を振り返る「一言メール」に平田さんがそのことを書いてくれて、もがいているのはよく知ってたよ。
平田それで、ようやく「自分、変わらなきゃ!」と。自分に矢印を向けることを意識するようになったんだよね。他校に勉強しに行かせてもらったり、先輩や上司に指導してもらったり。少しずつ、周りにいる人の気持ちに気付けるようになって、自分から行動を起こせるようになっていったんだ。
小島そうだったんだ。あきらめずに自分と向き合うことができて本当に良かったね!
平田小島さんも、そういうことがあった?
小島私は、じつは人見知りで、自分のことを表現するのに苦手意識を持っていたんだよね。ノアのお客様は、楽しみながらテニスをプレイしたいという方が多いのに、なかなか笑顔でいることや元気にプレイすることを意識できなくて。
平田小島さんは学生時代は体育会だったし、真面目になってしまうクセがあったのかな。
小島そうだね。だから、私も「変わりたい!」って思っていた。そんなある時、尊敬している先輩に「小島さんは、いつ変わるの?」ってはっきり言われたんです。
平田すごい。
小島その日から、ギアが入った気がするな。お客様とも社員とも、いつも以上にコミュニケーションをたくさん取ることを心がけて、その場が賑やかになることで、自分自身のテンションを上げたり。楽しそうにしていらっしゃるお客様に積極的に話しかけることで、自然とこちらも笑顔になるなど、無理に笑顔をつくるというよりも笑顔になれる理由を見つけていったり。今では、自分自身が本当に楽しみながら仕事ができていると思う。
平田信頼している方からの一言って、すごいエネルギーを持ってるよね。ノアで働いていると、どのスタッフもお互いがお互いのことをしっかり見ていて、小さな変化や成長を認めてくれるから、どんな言葉にも説得力があるというか。
小島そうだね。それから半年もしないうちに、溝の口校へ転勤することになったのは驚きだったけど、オープニングスタッフという貴重な仕事を任せられる若手として選んでもらえたのだと思うと、とてもありがたいことだと感じたな。
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人を育てられるコーチになりたい!
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名前で呼ばれるコーチに成長する!
—ちなみに、お二人は新人賞を獲得していますがその経緯を教えてください。
小島新人賞というのは、入社1〜2年目のスタッフを対象にした賞です。ノアイズムをどれくらい体現できているか、レッスンの継続率を高くキープできているか、仕事への姿勢だけでなく、数字面からも評価をしています。
平田私は、入社当時から小島さんと新人賞を一緒にとりたいと思っていたんだよね。事業所が離れていても、よく小島さんのことを耳にしていたし。研修で一緒にやってきた女性同士、結果を残したいなって考えてた。
小島そうだったんだ。私も歴代の新人賞をとった先輩に憧れがあって。あまり口には出さなかったけど、新人賞は狙ってたよ。受賞できた時はうれしかったな。
平田ちゃんと自分が変われたんだと、自他共に認めることができた気がしたよ。入社当時に比べたら、周りの人との関わりもすごく増えていたから、一緒に働くスタッフも応援してくれていたのかもしれないなあ。
小島私も、周りの人から「いつも自分に矢印が向いていたね!」と言っていただけて、努力が実った気持ちだったなあ。みんなと楽しく働けるように、どんな仕事にもすぐにとりかかったり、ちょっと面倒な仕事も先に手をつけたり、そんな小さな心がけがみんなに伝わっていたのかも。
—最後に、お二人の次の目標を教えてください。
平田私は、チーフコーチとして後輩のコーチに指導をする機会も増えてきました。それまでは教えてもらうことが多かった私ですが、今度は人を育てられる人材へ成長していきたいと考えています。自分を成長させてくれた名谷校を、もっといい事業所にできるよう頑張りたいです。
小島平田さんは、どんな人とも仲良くなれる性格だし、これから新しい仲間が増えてもきっと大丈夫だと思う。その明るさは本当に尊敬してるし、名谷校での活躍を応援してるよ!
平田ありがとう。頑張ります!
小島私の目標は「名前を呼ばれるコーチ」になることかな。名前を呼ばれるということは、覚えていただいているということ。話しやすいコーチであることを心がけて、自分らしさも大切にしながら、どのお客様にも慕っていただけるようなコーチになりたいです。それから、チーフコーチとしては、一緒に働くアルバイトのスタッフが社会に出た時にノアでの経験を活かせるような、そんな誰かのためになる職場づくりがしたいです。
平田小島さんは、本当に人のことを思いやれる人。自分の目標の先に、アルバイトスタッフの未来まで描けるのはすごいよね。名前を覚えてもらうどころか、きっと溝の口校のアイドルになれるから、頑張ってよ!
小島勤務地は離れていても、いつもつながりを感じられるのは、ノアの温かい社風の表れだね。これからも、同期のみんなのことを思い出しながら頑張っていこう!